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筑波大研究

早起きアスリートに睡眠障害 朝練自粛も必要

 早起きの学生アスリートほど、睡眠障害があるとの研究結果を、筑波大などのチームが国際睡眠医学専門誌に発表した。20歳前後は体内時計が夜型になっている人が多く、無理な早起きが睡眠障害につながっている可能性があり、練習時間の工夫も必要だという。

 チームは2016年、同大など5大学の体育学部生で運動部に所属する906人(平均年齢19.1歳)に睡眠の状態を聞き、起床や就寝時刻など生活習慣との関係を調べた。

 その結果、夜間によく眠れなかったり、日中に極度に眠くなったりするなど、睡眠障害と見られる学生は421人(46.5%)いた。午前8時台以降に起床する学生と比べ、午前5時台以前の人のリスクは5.5倍、同6時台で3倍、同7時台で1.8倍だった。

 一方、夜更かしでも睡眠障害が出やすく、就寝時刻が午後10時台以前の人に比べ、午前0時台では2.5倍、午前1時以降では5.6倍に上った。

 武田文(ふみ)・筑波大教授(公衆衛生学)によると、体内時計に基づく最適な起床時刻は年代で変化し、18~20歳くらいでは午前9時ごろが望ましいとの研究もある。競技力向上には良質の睡眠が欠かせず、武田さんは「起床と就寝時刻の改善だけでなく、朝の練習は避ける工夫も必要だ」と指摘する。【大場あい】

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