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かおりカメラ

開発 匂いを「五角形」で見る 豊橋技科大

「かおりカメラ」が五角形で表現した香りの図形について語る豊橋技術科学大の沢田和明教授=名古屋市中区の愛知県庁で2018年4月5日、三浦研吾撮影

 香りやにおいをパシャッ--。シャッターを押すとさまざまな香りを大きさや形の違う五角形で表示する「かおりカメラ」を、豊橋技術科学大(愛知県豊橋市)の沢田和明教授(半導体工学)らの研究グループが開発した。目に見えない香りを図形化することで記録や共有ができ、吐く息からの病気の診断や食品の劣化管理などの製品開発につなげたいという。

     研究グループは、デジタルカメラにも使われるイメージセンサーの一種に香りを検知すると電気信号が変わる特殊な膜を塗り、香りを捉える技術を開発した。かおりカメラはこの技術を使い、シャッターを切った瞬間に香りを測定。パソコンやスマートフォンの画面に五角形で表示する。同じような香りは似た形になる一方、見た目では区別できない水と日本酒はまったく違う形で表示される。

     カメラは重さ500グラム、横20センチ、厚さ5センチと大きく、今後小型化する。沢田教授は「海外で食べたカレーのにおいを伝えたいなど、香りを記録するニーズは高い」と話し、数年後には商品化を目指すという。

     11~13日に名古屋市港区のポートメッセなごやで開かれる「名古屋機械要素技術展」で披露される。【三浦研吾】

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