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毎日フォーラム・ファイル

日銀 黒田総裁続投に新たな危惧

参院予算委員会で答弁する日銀の黒田東彦総裁=国会内で2017年3月14日

米保護主義と貿易戦争による円相場の行方

 黒田東彦日銀総裁が続投することになった。完全雇用状態となっても依然、物価上昇圧力が弱いということから「異次元の金融緩和」を継続するという。しかし、2%の物価上昇目標達成は破綻しているのが明らか。現在の緩和目的はデフレ脱却ではなく、円安の維持・促進に変異しているとみるのが妥当だろう。円高に転じると企業業績は悪化して株価は下落する。アベノミクスは逆回転し、景気が失速してしまいかねないからだ。米欧の金融当局の出口戦略にどう対処するのかを問われているのが今の日銀だが、2期目の黒田日銀にとってもう一つの危惧すべき事態が生じている。トランプ米大統領による保護主義と貿易戦争がもたらす円相場の行方だ。

 2期以上の日銀総裁は、1956年に就任し64年まで務めた山際正道氏以来のことらしい。そのため、黒田…

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