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化石出土

サンショウウオに似た新種両生類 中学生が発見

桑島化石壁で見つかった新種の両生類化石の拡大立体模型。頭や背骨など体の大部分の骨が残っていた=石川県白山市の白山市役所で2018年4月6日午後1時55分、久木田照子撮影

 石川県白山市教育委員会は6日、同市桑島の白亜紀前期の地層(約1億3000万年前)から、サンショウウオに似た新属新種の両生類の化石3個体分が見つかったと発表した。骨の大部分が残っているものもあり、世界的にも貴重な発見という。近い仲間が中央アジアのウズベキスタンで見つかっているが、東アジアでは初めて。

     発見現場は爬虫(はちゅう)類などの化石が発見されている桑島化石壁(かべ)。市教委によると、骨の大部分が残る化石は頭や背骨、手足の一部など43個の骨が残って立体的な形をとどめていた。体長は約6センチと推定される。昆虫を食べていたとみられ、頭の骨の形などから新属新種と判断された。トンネル工事で出た岩石を調査したもので、発掘時期は不明という。

     他の2個体分はいずれも下あごの骨が見つかった。うち一つは2014年、金沢市の中学の化石調査体験学習で生徒が見つけたものだった。

     化石は神奈川県立生命の星・地球博物館の松本涼子学芸員と、ロンドン大のスーザン・エバンス教授が調べ、結果が1月にオンライン国際学術雑誌「プロス・ワン」に掲載された。学名は現場が白峰(しらみね)と呼ばれた地区だったことなどにちなみ「シラーペトン・イサジイ」と命名された。

     化石は7~19日に白山市立博物館で、21~5月20日に同市の白山恐竜パーク白峰で公開される(いずれも月曜日は休館)。【久木田照子】

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