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暴力の記憶

ボスニア「民族浄化」から四半世紀/1 レイプ被害女性助けたい 傷抱え立ち上がる

戦争中に性的暴行を受けた女性への支援について語るアメラ・メクチュセヤッチさん(右)ら=サラエボで

 セルビア、クロアチア、ボスニアの3民族が戦った旧ユーゴスラビアのボスニア紛争(1992~95年)は、「民族浄化」という言葉で表されるすさまじい虐殺と性暴力を引き起こした。これらの戦争犯罪を裁くため93年に設置された旧ユーゴ国際戦犯法廷(オランダ・ハーグ)は昨年閉所。戦後処理はひと区切りついたようにも見える。だが現場を歩くと、当時、性的暴行の被害に遭った女性たちは、四半世紀後の今も暴力の「記憶」を引きずり、深刻な心身の傷に苦しんでいた。

 92年4月、ボスニア・ヘルツェゴビナ東部のビシェグラード。イスラム教徒のボスニア人が6割超を占める…

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