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原子力規制委

架空文書作成で規制庁職員処分

 原子力規制委員会は10日、決裁文書を紛失したのに、架空の文書をパソコン上に作成して上司に決裁手続きを終えたと虚偽報告したとして、規制庁の20代の男性職員を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。監督責任で規制庁長官を口頭注意、上司2人を口頭厳重注意にした。

     規制委によると、男性職員は昨年5月、原発周辺の環境調査を行う一般財団法人「九州環境管理協会」(福岡市)がドラム缶の保有本数を変更するため提出した許可申請書の決裁文書を紛失。同8月に協会から問い合わせがあり、上司が確認したところ、男性職員は手続きが完了したとの架空文書をパソコン画面上で見せたという。

     その後の調査で手続きが終わっていないことが分かり、別の職員が同11月に変更許可を出した。男性職員は「上司に言い出すことができなかった」と説明。パソコン上で作成した文書は上司への虚偽報告にだけ使われたため、公文書偽造などには当たらないという。【岩間理紀】

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