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学芸記者の文学碑散歩

作家 玉井政雄 若戸大橋橋脚付近(若松区浜町) 兄超えた、戦争への罪責感 /福岡

 若松と戸畑を結ぶ若戸大橋は、1962年9月27日に開通した。若松側の海に面して、建設工事の犠牲者の「慰霊碑」がある。文は玉井政雄、字は玉井と親しかった詩人の志摩海夫が手がけた。

 美しい空と水の間/鴎飛ぶ橋を/海の涯ゆく百千の船を/見守りながら/十の御霊(みたま)が眠っている

 玉井は旧若松市の石炭仲仕「玉井組」に生まれた。9人兄妹の3番目で、3学年上の長男は一時代を築いた作家、火野葦平(本名・玉井勝則)。影響を受け、子どものころから文学や創作に親しんで育った。

 旧制若松中、熊本の第五高等学校を経て東京帝国大法学部政治学科へ進んだが、小説を書き始め、葦平出征を…

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