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東日本大震災

福島第1原発事故 避難者の新医療拠点、勿来診療所 医師ら全員地元出身 /福島

 福島第1原発事故で避難を続ける住民のため、双葉郡8町村の広域市町村圏組合は13日、いわき市南部の災害公営住宅・勿来酒井団地に「郡立勿来診療所」を開設した。いわき市で郡民約2万人が暮らしており、昨年12月に同市北部で診療を始めた郡立好間診療所と並ぶ医療拠点となる。

     勿来診療所の施設管理者を務めるのは、郡医師会長で富岡町出身の堀川章仁医師(69)。「避難者のそばに同じ言葉を話す医師がいることが大事。1人30分ぐらい話し込み、涙ぐんだり、笑ったりして帰っていく。そうして避難者の心の底に堆積(たいせき)物のように積もっているものを、少しずつ取り除いていきたい」と話す。堀川医師は好間診療所の施設管理者も兼任する。

     診療所は鉄骨2階建て延べ571平方メートルで、コンピューター断層撮影装置(CT)や内視鏡検査機器を備える。医師4人、歯科医2人、看護師3人は全員が郡内出身者だ。17日から火・木曜の午前9時~正午と午後1時~4時半に診療する。月・水・金曜は好間の診療日となる。

     勿来酒井団地は戸建てと集合住宅計159戸がある。3月に入居が始まり、高齢者福祉や商業施設も整備予定で、双葉町は帰還までの「町外拠点」と位置づけている。【乾達】

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