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広島・廿日市の高2刺殺

35歳男逮捕 容疑認める 県警

 広島県廿日市(はつかいち)市で2004年、高校2年の北口聡美さん(当時17歳)が自宅に侵入した男に刺殺された事件で、広島県警は13日、山口県宇部市の会社員、鹿嶋学容疑者(35)を殺人容疑で逮捕した。容疑を認めているという。県警は同日、鹿嶋容疑者の自宅を家宅捜索。事件の全容解明に向け、北口さんとの接点や動機などを追及する。

     逮捕容疑は、04年10月5日午後3時ごろ、廿日市市上平良の北口さん方の離れで、北口さんの首や胸などを刺して殺害したとしている。当時、悲鳴を聞いて駆け付けた祖母も切りつけられて重傷を負った。容疑者は、目撃者の情報などから20歳ぐらいで身長165センチ前後とみられたが、有力な証拠がなく、捜査は難航していた。

     広島県警によると、山口県内であった暴行事件で同県警が鹿嶋容疑者を任意で捜査。この際に指紋を調べたところ、廿日市市の現場のドアノブに残されていた指紋とほぼ一致していることが判明した。更に北口さんの爪に残っていた皮膚片から検出したDNA型も、鹿嶋容疑者のものと同じだった。

     このため広島県警は13日朝、山口県宇部市内にいた鹿嶋容疑者を同県警山口南署(山口市)に任意同行。殺人容疑で逮捕した上で、広島県警廿日市署(廿日市市)に移送した。同県警によると、事件当時、鹿嶋容疑者は21歳。同県内に住民票を置いたことはなく、捜査線上には浮かんでいなかったという。今後、祖母に対する殺人未遂容疑でも調べる方針。

     鹿嶋容疑者の知人によると、鹿嶋容疑者は01年に山口県内の高校を卒業後、地元の金属加工会社に就職。十数年前からは宇部市内の建築会社で働いていた。

     事件は08年から有力情報の提供者に公費で支払う「捜査特別報奨金」(上限額300万円)の対象になり、今年3月に受付期間(1年)が延長されたばかりだった。【東久保逸夫、小山美砂】

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