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ウマ女十番勝負

(5)皐月賞 ツキのある馬 オウケンムーン

2017年の皐月賞を制したアルアイン=JRA提供

 デジタル編集部の“真希バオー”こと中嶋真希記者が予想するG1シリーズ第5戦は、牡馬クラシック3冠の第1弾、皐月賞(中山2000メートル)。日曜は、雨予報。道悪を苦にせず、勝利をつかむのは? 競馬担当30年の松沢一憲記者の解説を交えてお届けします。

 最近、競馬ファンの間で話題になっているテレビアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」(TOKYO MXなどで放送中)にはまっている真希バオー。スペシャルウィーク、サイレンススズカ、トウカイテイオーなどの名だたる名馬たちが登場するが、いずれも耳としっぽが生えた美少女の「ウマ娘」として擬人化されている。トレセン学園に転入してきたスペシャルウィークが日本一のウマ娘を目指すという驚きのストーリー。実際にあったレースが忠実に再現されており、競馬好きとしてはたまらないのだ。

 スペシャルウィークは1998年のダービーを勝った馬だが、アニメの中ではなぜか同じチームに2012年の皐月賞を勝ったゴールドシップがいる。「“ゴルシ”の皐月賞も再現されるのかなあ。荒れた内ラチ沿いを豪快に追い上げて勝った、歴史に残る名勝負。今年の皐月賞も、語り継がれるようなレースになればいいですよね」。興奮気味に話す真希バオーに、松沢記者は「そうだな。3冠が期待されていたダノンプレミアムが回避して、上位混戦模様。しかも、中山は2カ月開催の最終週な上に、雨予報で道悪は必至だ。道悪を戦ってきた馬が少ないから、予想が難しいぞ」。隠れた道悪巧者は、どの馬だ?

松沢記者の本命は

 ◎オウケンムーン、○ワグネリアン、▲ステルヴィオ、△タイムフライヤー、△ジェネラーレウーノ、△エポカドーロ

 松沢記者は、オウケンムーンを指名。新馬戦(新潟1800メートル)は4着に敗れたが、未勝利戦(新潟2000メートル)から3連勝で共同通信杯(東京1800メートル)を制覇。「前走の共同通信杯は、前2頭が引っ張る流れの5番手から直線力強く伸びて差し切った。スパッと切れる脚ではなく、じわじわと追い詰めるパワーのある走り。重馬場にも向いていそうだ。桜花賞を勝ったアーモンドアイと同じ、国枝厩舎(きゅうしゃ)。国枝調教師はG1連勝が期待できると入れ込んでいる」という。

真希バオーの大胆予想

 「がんばれ!」応援馬券(単勝500円+複勝500円=1000円)

 ◎オウケンムーン

 真希バオーも、目下3連勝中のオウケンムーンが本命。3走前の未勝利戦は、2歳のコースレコードを更新する6馬身差の圧勝。共同通信杯でも、力強さとセンスの良さを見せつけてくれた。共同通信杯の勝ち馬は、12年ゴールドシップ、14年イスラボニータ、16年ディーマジェスティと、隔年で皐月賞に勝利している。となれば、今年はオウケンムーンの出番だ。大好きなイスラボニータと同じように共同通信杯を勝って皐月賞に臨む馬は、応援したくなる。

 08年に菊花賞を勝ったオウケンブルースリの子供として初めて重賞を制覇した親孝行息子。オウケンブルースリ産駒は、中央(JRA)デビューしたのは15頭、現役馬は7頭しかいない。ディープインパクトやハーツクライを父に持つ良血統のほかの出走馬に比べれば、地味な印象ではある。しかし、マイナー産駒がクラシックの登竜門を勝つなんて、きっと“ツキ”があるに違いない。皐“月”賞は、オウケン“ムーン”で決まりだ。

マウレア善戦するも……

 阪神競馬場で8日に行われた桜花賞。2番人気のアーモンドアイが、直線で先頭に立ったラッキーライラックを豪脚でとらえて勝利。アパパネが勝った10年の記録を塗り替えるレコード勝ちだった。4戦無敗の1番人気で臨んだラッキーライラックは2着に敗れた。3着には、3番人気のリリーノーブルが入った。

 「桜花賞馬の姉、アユサンに続け」と本命に推したマウレアは、5着。外を回る展開が向かなかったようだ。阪神ジュベナイルフィリーズ、チューリップ賞とラッキーライラックに敗れ、「次こそは」と期待したが、今度はラッキーライラックさえも勝てない相手が現れてしまった。今年の3歳牝馬は層が厚い。距離が2400メートルに延びるオークスでは、どんな戦いが見られるのだろうか。

 フェブラリーS -1000円

 高松宮記念 単勝外れ 複勝払い戻し1100円(利益+100円)

 大阪杯 -1000円

 桜花賞 -1000円

 収支-2900円【中嶋真希】

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