メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚

伊東光晴・評 『なぜオックスフォードが世界一の大学なのか』=コリン・ジョイス著

 (三賢社・1620円)

学生時代の人間関係が生きる

 オックスフォードに学んだ人の体験的オックスフォード論である。

 オックスフォードは三八のカレッジからなっており、カレッジを受験し(大学ではない)そこに入り、そこで生活し、そこで学ぶ。教育の中心は、カレッジの教師による個人指導(チューター制)である。

 毎週、文系では与えられたテーマについての小論文を、指定された参考文献を読んだ上で書き、これを教師のもとで読み上げる。これについて質問され答え、議論と指導が行われ、次週のテーマ、参考文献が与えられる。一流の研究者による一対一のこうした指導が、オックスフォードとケンブリッジを特徴づける教育である。これに、カレッジをこえた講義が加わる。

 それは、テキストブックが指定され、多数の学生に教師が講義するアメリカの教育制度とも、ゼミナールを軸…

この記事は有料記事です。

残り1610文字(全文1976文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 池袋で乗用車とごみ収集車が衝突 女性と子供が意識不明 10人けが
  2. 東京・池袋衝突事故 重体の女性と女児が死亡
  3. 交通安全教室でスタントマンの男性死亡 事故再現で 京都
  4. 池袋事故 87歳運転の車は150m暴走 自転車の母娘死亡
  5. 辺野古取材の池上彰さんを撮影 「マスコミ特定」反対派リスト作成の警備会社が指示

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです