メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚・本と人

『国体論 菊と星条旗』 著者・白井聡さん

 ◆『国体論 菊と星条旗』 白井聡(しらい・さとし)さん

 (集英社新書・1015円)

自己目的化した対米従属

 ヒット作『永続敗戦論』の議論をさらに展開して、戦前と戦後の並行性の対比から日本の「国体」を論じた。戦前の国体とは、天皇制を指す。「これに対して、戦後の国体とは、米国へ従属する構造のことです」

 憲法9条と日米安保、沖縄の犠牲の「三位一体」を戦後の「国体」と捉える見方は、従来ある。9条が軽武装による経済成長や「平和国家」像を支え、軍事的には米国の核の傘があった。矛盾は、米軍統治や今も続く基地問題として沖縄に押しつけられてきた、というもの。

 この戦後国体論の9条に天皇、安保に米国を代入したのが、本書の議論だと言える。「昭和天皇は、マッカー…

この記事は有料記事です。

残り637文字(全文960文字)

24時間100円から読める新プラン!詳しくは こちら

いますぐ購読する

または

毎日IDでログイン

関連記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 沖縄慰霊の日 平和の詩「生きる」全文
  2. サッカー日本代表 「西野監督ごめんなさい」ネットに続々
  3. 晴れ着トラブル 「はれのひ」社長に逮捕状 詐欺容疑
  4. 将棋 藤井七段、王座戦タイトル初挑戦まであと2勝
  5. 晴れ着トラブル 「はれのひ」社長逮捕 詐欺容疑で

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]