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 熊本地震の本震で被災した現場では16日、犠牲者を悼む住民らの姿があった。

     熊本県南阿蘇村の九州電力黒川第1発電所で貯水槽が壊れ、大量の水と土砂が流れ込んだ同村立野の新所(しんしょ)地区では、亡くなった片島信夫さん(当時69歳)と妻利栄子さん(同61歳)の近隣に住んでいた住民らが自宅跡で冥福を祈った。

     新所地区は全9戸が全半壊したため、住民らは賃貸住宅を借り上げたみなし仮設住宅などで散り散りに避難生活を送っているが、月命日などに片島さん夫婦の自宅跡に集まって供養している。

     住民らは手作りの祭壇に花などを供え、黙とうをささげた。区長の江藤俊雄さん(68)は「2人の冥福を祈り、地区で悲しみを分け合いたい」と夫婦をしのんだ。

     熊本県庁(熊本市中央区)では復旧・復興本部会議があり、蒲島郁夫知事や幹部職員らが黙とう。蒲島知事は「避難している人たちの本格的な住まいを確保することが大事だ」と述べた。

     阿蘇大橋(南阿蘇村)の崩落現場付近で巻き込まれた大和晃(ひかる)さん(当時22歳)と震災関連死の20人が亡くなった同県阿蘇市の市庁舎駐車場では、職員ら30人が午前10時のサイレンに合わせて黙とうした。【杉山恵一、中里顕、田崎春菜】

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