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キャンパる・聞いてみました

フリマアプリ 6割が利用、人気は「本」「服」 トラブル経験1割、安全性に不安も

記者は主に化粧品の購入にフリマアプリを利用している=一橋大・川平朋花撮影(写真と本文は関係ありません。画像の一部を加工しています)

 つい先日、新学期が始まったと思ったら、気がつけばもう4月半ば。新生活には慣れただろうか? 今回はスマートフォンで物を売買できる「フリマアプリ」事情について、大学生56人に聞いた。(大学名、丸数字は学年、★は女子、☆は男子)【昭和女子大・小林千尋、イラストも】

     まず最初にフリマアプリで物を売買したことがあるかと尋ねると、女子を中心に約6割が利用していると回答。その中でも特に取引されるのは「着なくなった服を1着500円ほどで10着売った」(日本(2)★)などの衣類だ。流行に敏感な女子学生はファッション関連の物を売買することが多いようだ。

     他にも学生らしいものとして「教科書を400円で買った」(麗沢(4)★)など、学用品を売買する声も多く見られた。大学のテキストは、新品で買えば1冊数千円するものも多い。古本屋にもあまり出回らないため、スマホ世代には便利かも。売買利用頻度は、「年に数回」から「週1」までと個人差が大きい。

    欲しいものはあるかな……?

     「何ならフリマアプリで買いたいと思えるのか」を複数回答可で聞いた。最も選ばれたのが「書籍」で約8割だった。次に「服」が約5割。その後に「電子機器」が約2割と続いた。中古でも価値があまり変化しないものがより選ばれたのではないだろうか。

     「その他」ではコスメやアクセサリー、グッズなどの回答も見受けられた。なかには「サンタのコスプレなど1回しか使わないもの」(東洋学園(4)★)と、毎回イベントを全力で楽しむための「1回だけ」というフリマアプリ活用法も。

     一方、最近、記者が利用していて見かけるようになってきたお菓子などの「ナマモノ」は、今回のアンケートではほとんど選ばれなかった。

     購入額の高い買い物では「限定のぬいぐるみを2万円で買った」(昭和女子(3)★)、「限定の服を9000円」(日本(4)☆)など、プレミアがついた限定品を求めて思い切って買う人がちらほら。

     対して安価な買い物では「好きなミュージシャンのCDを300円で」(早稲田(3)☆)や「合うボタンを50円」(津田塾(2)★)といまどきの大学生らしい節約術が見られた。

     逆に利用したことがない人にその理由を聞くと、「詐欺にあいそうだから」(法政(4)☆)、「実名でやり取りするのが怖い」(早稲田(2)★)など、安全面の不安を指摘する意見が目立った。他にも「面倒くさいから」(昭和女子(3)★)、「使う習慣がないから」(東京農業(3)★)と利用すること自体に抵抗を感じている人も。

     そこで使いたくなるアイデアを聞いてみると、「発送を取り扱ってくれるコンビニを増やす」(早稲田(3)★)など、フリマアプリ売買に伴う不安や手間を取り払う工夫が垣間見られた。

     いろいろな物が売買できて便利なフリマアプリだが、約1割の人は実際にトラブルに見舞われている。多数挙げられたのが発送トラブルや偽装だ。「支払いをしたのに、発送されなかった」(明治(4)★)、「写真とは違うボロボロの靴が届いた」(帝京(4)★)などの被害にあった人もいた。

     どうしたらこのような被害を減らせるのか。気持ちよく取引するため、利用する上でのアドバイスを聞くと「取引の際に信頼できる相手か見極める」(成城(3)☆)や、「高額なものは買わない」(早稲田(3)☆)など慎重な利用を促す意見が多かった。特に取引先の選択は大きなポイントのようだ。実際に取引した人たちのコメントが読めたり、書き込むことができたりするアプリが多いので、コメント評価をよく見てから利用していこう。

     最後に大学生がフリマアプリをもっと利用するためにどんな機能があればいいか聞いてみた(複数回答可)。「学割」と答えた人が全体の約3割。「商品取引の上限価格を決める機能」(昭和女子(4)★)や「大学名ごとにカテゴリーを作る」(明治(4)★)と、ありそうでない便利機能のアイデアも。さらに「写真加工に制限をかける」(帝京(4)★)との意見も。スマホを使いこなす大学生ならではの機能かもしれない。

     身近になったフリマアプリ。記者も時々利用するが、便利な半面、顔が見えないので不安も感じる。だからこそ気をつけなければいけないことがたくさんあるはずだ。ポイントを押さえて、あなたもフリマアプリデビューをしてみませんか。


     ■ことば

    フリマアプリ

     スマートフォンで物の個人売買ができるアプリ。以前はパソコンを利用したヤフーオークションや楽天オークションなどが主流だったが、スマホの普及で若者の間で手軽に売買できるフリマアプリが人気に。主なアプリにメルカリ、ラクマなどがある。

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