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スマート工場

住商などが公開 日産EV電池を再利用

自社工場に導入した使用済みバッテリーを再利用したコンテナ蓄電池の前に立つ日本ベネックスの小林洋平社長=長崎県諫早市で2018年4月17日午後、高橋慶浩撮影

 住友商事などは17日、日産自動車の電気自動車(EV)「リーフ」の使用済みバッテリーを蓄電池として再利用し、工場と電気をやりとりするシステムを公開した。インターネットを通して電力の需給バランスを調整し、電気代抑制につなげる「スマート工場」となる。蓄電池システムは6月に7000万円程度で販売される。

     太陽光発電事業などを手掛ける日本ベネックス(長崎県諫早市)の工場に導入された。敷地内に設置された長さ6メートル、幅2.4メートル、高さ2.6メートルのコンテナに、24台分のバッテリーを組み込んだ。一般家庭の約50日分に当たる計約400キロワット時の容量がある。

     工場屋上には自社使用や売電のため、太陽光発電システムが設置されている。工場の電源のほか、EV充電システムに使用してきたが、新たに蓄電池に余剰電力をため、電力使用が多い時に利用できるようになる。年間200万円程度の電気代節約を見込む。

     住商は日産との合弁会社でバッテリーを回収する。EV用バッテリーは時間とともに劣化するが、蓄電池として一定の能力は残っており、再利用が可能と判断した。

     住商の藤田康弘エネルギー・マネジメント事業チーム長は「従来は電気は大規模な発電所からしか流れてこなかった。自家発電の電気をうまく活用し、その流れを変える第一歩にしたい」と話した。【高橋慶浩】

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