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仏独首脳会談

EU改革案、主課題に 共通予算や財務相、不透明

 【ベルリン中西啓介】マクロン仏大統領が19日、ベルリンを訪問しメルケル独首相と会談した。両首脳は6月までに欧州連合(EU)改革案を取りまとめ、EU首脳会議で提案したい考えだ。「目に見える成果」を実現するため支出増を求めるマクロン氏と慎重な姿勢のメルケル氏の間には温度差もあるが、両首脳は独仏が共同歩調を取り、国際課題に取り組む姿勢をアピールした。

     独仏両政府は統一通貨・ユーロ圏の財政基盤強化や防衛協力、難民問題などを網羅する改革案について議論。独世論の反発が強いのがマクロン氏の唱えるユーロ圏共通予算策定と財務相ポストの設置だ。金融危機や若者の失業対策を強化する意図があるが、財源が明確でないことから、独与野党に負担増につながるという警戒論が広がる。

     マクロン氏は「6月までに重要課題に関する共通のビジョンを提示する」とEU改革加速の必要性を強調。メルケル氏も「我々には開かれた議論と妥協する能力が必要だ」と改革案の取りまとめに自信を見せた。

     ただ戦後最長の連立交渉を経て発足した第4次政権で、メルケル氏の求心力は低下している。メルケル会派のドブリント連邦議会議員は「EU財務相は不要」と明言しており、新鮮味のある改革案がまとまるかは不透明だ。

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