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奈良を思う

ゆかりの人たち 映画監督・塩崎祥平さん(39)/下 全国に発信する作品を /奈良

「奈良から全国にみんなで発信する作品を作っていきたい」と意欲を語る塩崎祥平さん=大阪市北区で、望月亮一撮影

 大和郡山市出身の映画監督、塩崎祥平さん(39)はアメリカ留学から帰国して3年たった2007年、監督として初めて短編映画の製作を手がける。「おとうさんのたばこ」という作品だった。

 帰国して百米映画社に入社。スタッフとして製作通訳、演出通訳、助監督に携わっていました。初監督になりました。「おとうさんのたばこ」は友人の実体験から生まれた原案をもとに、脚本を仕立てました。上映時間は17分間。小さな女の子が末期がんの父親に頼まれてたばこを買いに行く。たばこを買って父親に渡していいのかどうか。女の子は葛藤します。彼女の心の中を描いたものです。思っていた以上に評判が良く、各国の映画祭でも上映され高い評価を受けました。09年、米ハリウッドの「エジプシャンシアター」で開催された「Pictures Battle×how Biz Japan」でグランプリを受賞しました。その後は地方での映画製作に注目し、11年春には新潟県佐渡島で映画「佐渡テンペスト」を企画プロデュースしました。

 12年、初めての長編映画作品として、大和郡山を舞台にした作品「茜色の約束~サンバDo金魚~」を製作…

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