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蔵書拝見

河野太郎氏/下 「ツバメ号」シリーズ(アーサー・ランサム全集) 海洋冒険、今も憧れ

「政治家の愛読書(仮)」河野太郎外相=東京都千代田区で2018年4月3日、根岸基弘撮影

 小学生の頃に読み、今でも何もすることがない日曜日に読み返したりする本だ。

 第1巻の「ツバメ号とアマゾン号」は母親が買ってきた。兄弟姉妹がヨットで湖の無人島に行く物語。父親は海外にいる海軍軍人でほとんど家にいないが存在感がある。うちと似ていた。主人公の長男が電報で「子供だけで行ってもよいか」とたずね、父親は信頼して許可する。うちも米国留学の時は「行け」という感じだった。おやじ(河野洋平元衆院議長)から「ちゃんとやるだろう」と思われているから、こっちも「ちゃんとやらなきゃ」と思っていた。自分も3人兄弟の長男。主人公の弟妹への責任感に共感する部分もあった。

 操船方法が詳しく書かれていたのも面白く、全集を小遣いでそろえた。帆船小説を読みあさり、(18世紀末…

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