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この50年の世界

1968~2018 第3部・核兵器禁止への道/下 ICANの挑戦 「核の神話、壊したい」

核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のベアトリス・フィン事務局長=ジュネーブで2018年4月13日、三木幸治撮影

 「核兵器には国家を守る特別の力があるという『神話』がある。それを壊したかった」。昨年7月に国連総会で採択された核兵器禁止条約を主導し、ノーベル平和賞を受賞した核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN、本部ジュネーブ)のベアトリス・フィン事務局長(35)は、条約の目的をそう語る。

 冷戦崩壊後、米露による核戦争の脅威が遠ざかり、核廃絶を求める動きは弱まった。当初、ジュネーブの女性の人権擁護団体で働いていたフィン氏からすれば、核兵器廃絶は「古くさいし、解決が難しい」活動に思えた。

 業務の一環としてICANに関わり始めたのが2011年。その後間もなく、核保有国が参加した軍縮会議を…

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