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住・LIVING

狭い部屋 配置や色で工夫

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 <くらしナビ ライフスタイル>

     マンションのワンルームなど広さが限られた住まいでも、家具の配置や色遣いを工夫して、居心地のよい空間を作ることができる。狭い部屋に適したインテリアのアイデアを、インテリアコーディネーターの小島真子さんに聞いた。

     まずはライフスタイルや好みに合わせて、必要な家具とサイズを見極めたい。たとえば共働き夫婦で外食がメインの家庭は、ダイニングテーブルを小さめのものにしたり、テレビをあまり見ない人はテレビとテレビボードは置かないという判断をしたり……。小島さんによると、ソファとしても使えるベンチシートや、テレビボードと一体型のデスクなど、多様な使い方ができる家具は使い勝手が良いという。

     家具の配置のポイントは、自分の「動線」を邪魔しないこと。壁際に家具を置くことが基本だが、クローゼットや備え付けの棚、掃き出し窓の前には家具やものを置かないように気をつける。「開けられない場所はおのずと使わなくなり、掃除もしなくなる」と小島さん。

     部屋を広く見せるためには、できるだけ家具の奥行き幅をそろえること。壁際に並べて置いたとき、奥行き幅がそろっているとデコボコせずにすっきり見える。小島さんは「奥行きに大きな差がある家具は少し離して置き、間に観葉植物などを置くとよい」とアドバイスする。背丈の高い家具は部屋の入り口側に、低い家具は奥側に並べることで、部屋の奥行きがあるように見える。また、家具全体の背丈を低めのものでそろえ視線を低くすると、圧迫感がなく広く見えるという。

     部屋に間仕切りが備え付けられている場合もあるが、小島さんは部屋を仕切らず、ワンルームとして使う方法を勧める=写真[1]。そのほうが広く見えるためだ。間仕切りの代わりに部屋の中央部に棚を置く方法もあるが、狭い空間では視線が遮られ、部屋をさらに狭く見せてしまう原因になる。動線の邪魔にもなる。

     ワンルームの場合は、寝たりくつろいだりするスペースと、食事や仕事をするスペースの区別を意識し、座った場所からベッドが視界に入らないような位置や向きに、デスクやダイニングテーブルを置くとよいという。

     色と柄の使い方も重要だ。淡い色の方が部屋が広く見える。小島さんがコーディネートした部屋では、ベッドリネンやカーテンなど、面積の広い部分には、ライトグレーやベージュを使用。同じグレーでも黄色みがかったものや青みがかったものを取り入れたり、濃淡の異なるものを組み合わせたりして、全体がのっぺりとした印象にならないよう工夫している。

     一方で、ベッドの上にかける布地の柄や天井からつるした観葉植物のプランターなどの小物には、黒を使うことでスタイリッシュな雰囲気を作り出した=同[2]。小島さんは「色は3~4色にまとめた方がすっきりする。濃い色は小物で取り入れてアクセントに。広い面積で使う淡い色も、柄や濃淡で変化をつけると、あか抜けて見える」と話す。

     カーテンは、部屋の雰囲気を左右する。狭い部屋では、薄手の生地で淡い色味の方が、圧迫感を感じさせず部屋を広く見せることができる。小島さんが勧めるのはレースカーテンを室内側にかける「フロントレース」というかけ方。カーテンを閉めると、室内からはレースの後ろにドレープカーテンが透けて見え、奥行きを感じられる。「フロントレースにする場合は、無地のレースではなく柄が入ったものを選ぶとアクセントになる」とアドバイスする。

     フラワーベースなどの小物も、ガラス製のような軽やかな素材がおすすめだ=同[3]。また、小物も、モチーフを合わせれば、インテリア全体に統一感が出てくる。小島さんのコーディネートでは、ポスターフレームを白で統一。ポスターの柄とレースカーテンの柄がどちらも幾何学模様だったり、ポスター柄の一部とスタンドミラーが円形で共通していたりする=同[4]。小島さんは「居心地のよい部屋にするためには、小物や差し色をうまく使ってメリハリを付けることが大切」と話した。【塩田彩】=次回は「食」です

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