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ともに・2020バリアーゼロ社会へ

空の下で車椅子スポーツ 「季節感じながらプレーを」 東大阪に専用施設 /大阪

ウィルチェアースポーツ広場で車椅子アメフットを楽しむ利用者たち=東大阪市若草町で、金志尚撮影

 車椅子スポーツ専用の屋外施設が東大阪市にオープンし、週末を中心に利用者でにぎわっている。車椅子の人が気軽に入れるスポーツ系施設はまだ少なく、整備した市によると、専用施設は全国的にも珍しいという。2020年東京五輪・パラリンピックを控える中、一つのモデルケースになりそうだ。【金志尚】

     駐車場だったアスファルトの空きスペースを東大阪市が所有者から借り受け、昨年10月、若草町に「ウィルチェアースポーツ広場」として開いた。約4600平方メートル。市の委託を受けた「日本車いすスポーツ振興協会」が運営し、予約に応じて無料で開放している。

     今月15日には車椅子アメフットなどの体験会があり、約10人が汗を流した。主催した競技団体の一つ、「日本車いすアメリカンフットボール協会」(大阪市)の糸賀享弥さん(46)は「空き地でサッカーをやるような感覚で、車椅子競技を普通に楽しめる社会にしたい。こうした広場があれば誰もが参加できる」と話した。

     関西で活動する車椅子ソフトチーム「unbalance」(アンバランス)は広場を練習場所として使っている。主将の赤井正尚さん(43)は「屋内と違って季節を感じながらプレーできるのが良い」と喜ぶ。

     東大阪市によると、市出身で16年パラリンピック・リオデジャネイロ大会で7位入賞したアーチェリーの上山友裕さんが関心を寄せるなど、今後はアスリートによる活用も見込まれるという。

     一方で課題もある。広場は上水施設の真上にあるため、構造上、トイレを設置できていない。衛生面から簡易トイレを置くのも難しく、利用者は車道を挟んで数百メートル先のコンビニエンスストアまで行かざるを得ないのが現状だ。市は「現時点で解消策はありません。コンビニには多目的トイレがあるので、協力をお願いしています」としている。

     広場では車椅子や車椅子バスケット用ゴールの貸し出しにも応じている。問い合わせは日本車いすスポーツ振興協会(072・985・0011)。

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