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トランプ氏

財務長官ら中国派遣 貿易戦争回避へ交渉

 【ニューヨーク清水憲司】トランプ米大統領は24日、通商問題をめぐり、近くムニューシン財務長官とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表を中国に派遣する方針を表明した。トランプ氏は「中国との取引が成立する十分な可能性がある」と述べた。「貿易戦争」の回避を目指す交渉が本格的に始まることになる。

     トランプ氏はホワイトハウスでの記者会見で「中国との通商関係は長い間、公正でなかった」と述べ、巨額の対中貿易赤字や不公正な貿易慣行を改めて批判。閣僚派遣は中国側の要請に基づくものだと明らかにした。米メディアによると、5月3、4日に北京を訪問する可能性が高いという。

     中国は今月に入り、自動車分野の外資制限撤廃など市場開放策を相次いで発表しているが、トランプ氏は記者団に「習近平・国家主席は市場開放すると言うが、それは現時点で開放していないからだ」と不満をのぞかせた。また訪問団には対中強硬派のナバロ通商製造業政策局長らも加わる見通しで、交渉は簡単に進みそうにない。

     トランプ政権は3月下旬に鉄鋼・アルミニウム製品の輸入制限を発動したほか、中国による知的財産権侵害を問題にした米通商法301条の制裁措置案を公表。中国も報復関税案を示すなど緊張が高まっている。ただ301条制裁の発動は5月下旬以降になる見通しで、まだ時間があり今回は本格交渉の始まりとの見方も出ている。

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