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新型加速器

初の素粒子衝突に成功 物質誕生の謎解明へ

新型加速器「スーパーKEKB」の実験で、電子と陽電子の衝突初観測を喜ぶ研究者ら=高エネルギー加速器研究機構提供
新型加速器「スーパーKEKB」に設置されている「ベル2」。中央の八角形の装置=茨城県つくば市で2018年2月20日、大場あい撮影

 高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)は26日、宇宙誕生初期の電子など素粒子の様子を再現する実験で、新型加速器「スーパーKEKB」による電子と陽電子の衝突を初めて観測したと発表した。ほぼ光の速さに加速して衝突させた。その際に発生する新たな素粒子の様子を新測定器「ベル2」で調べ、素粒子を基に宇宙に物質が誕生した謎の解明を目指す。

 スーパーKEKBは3月に本格稼動。電子と陽電子のビームを調整し、26日午前0時半過ぎに実験の大きなステップとなる衝突を観測したという。実験は7月まで継続。測定器を改造して来年2月ごろに再開し、衝突頻度を旧来の加速器の約40倍に高めて大量のデータを集める。

 実験には25カ国の750人以上の研究者が参加。山内正則・同機構長は「実験からどのような結果が出て理解がどう発展するのか、期待が膨らむ。世界中から集まった研究者と成功に向けて努力を重ねたい」とコメントした。【大場あい】

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