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晴レルデ

エンマの願い/24 過労自殺への偏見の中で

寺西笑子さん(右)は過労死110番に電話したことで、岩城穣弁護士と出会い、道を開いていく=大阪市北区で、松井宏員撮影

 1997年6月、「過労死110番」に電話した寺西笑子さん(69)は、応対してくれた岩城穣弁護士(61)に勧められて、大阪市内の事務所を訪ねた。一人では不安だったので、大学生と高校生の2人の息子を伴った。

 この時の寺西さんの印象を、岩城さんはこう振り返る。「しっかりした存在感があり、華がある人なのに、前向きになれない印象。でも決して逃げの姿勢ではなく、私が話したことを正面から受け止めてくれる、働きかけがいのある方でした。恐らく、自分の殻を破るエネルギーをふつふつとためていたのかな、と思います」

 岩城さんは、過労自殺(精神疾患)の認定基準がないので国は労災と認めないだろう、でも仕事が原因の自殺…

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