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大手証券5社

大和、日興が増益 野村は減益

 大手証券5社の2018年3月期連結決算が27日、出そろった。大和証券グループ本社とSMBC日興証券の2社が最終(当期)増益となった。一方、米国での過去の取引に関わる引当金を計上した野村ホールディングス(HD)や、米国の子会社が連結対象から外れたメガバンク系証券2社は最終利益を減らした。

     17年度の日経平均株価は1万8900円台でスタートしたが、世界経済の回復や堅調な企業業績を背景にバブル崩壊後の最高値を更新するなど上昇基調で推移。年度末は2万1400円台で終えた。

     株高を反映し、最大手の野村HDは、営業部門の収益が前期比10%増となるなどして増収を確保。米国の取引を巡る引当金約300億円を計上した影響で最終利益は減らしたものの、本業は好調だった。大和証券は、外国株の売買代金が大幅に増えたことが貢献し、増収増益を確保。小松幹太最高財務責任者(CFO)は「南北首脳会談で地政学的リスクも薄れ、相場は強気になるだろう」と期待感を示した。SMBC日興証券は、1月に旧SMBCフレンド証券を吸収合併した効果もあり、売上高に相当する純営業収益が09年のSMBCグループ傘下入り後で最高となった。

     三菱UFJ証券HDと、みずほ証券は共に米国の子会社が連結対象から外れたことが響き、減収減益となった。【小原擁、古屋敷尚子】


    大手証券5社の2018年3月期連結決算

               純営業収益         最終利益

    野村HD       1兆4969(  6.7) 2193( ▼8.5)

    大和証券グループ本社   5053(  6.9) 1105(  6.3)

    三菱UFJ証券HD    3658( ▼3.5)  431(▼12.0)

    SMBC日興証券     3573(  9.4)  637( 35.7)

    みずほ証券        3060(▼16.4)  357(▼81.0)

     ※単位は億円。カッコ内は前期比増減率で単位は%。▼はマイナス。HDはホールディングス。野村は米国会計基準。

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