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平成あと1年/5止 儀式の法解釈、踏襲

1989年1月7日の昭和天皇逝去後に行われた剣璽等承継の儀が終わり、「剣」を持ち退出する侍従を見守る天皇陛下=皇居宮殿・松の間で、代表撮影

 「『三種の神器』を国事行為の儀式の場に置くのは不適切ではないか」

 政府内の勉強会でこんな指摘が出たのは、天皇陛下が即位を宣言する「即位礼正殿(せいでん)の儀」などの儀式が1990年11月に行われるのを控えた時期だ。

 神話に基づく神器の宗教的側面が、政教分離原則や国民主権に抵触するのではないか。疑問を投げかけたのは、内閣法制局第1部長だった大森政輔氏(80)。のちに内閣法制局長官となる法解釈のエキスパートだ。

 しかし既に「前例」があった。89年1月7日に昭和天皇の逝去が発表された後、約30分で始まった臨時閣…

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