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飼育ノート

よこはま動物園ズーラシア 命の重み、手の中に

昨年12月22日に生まれた「くねこ」
飼育員がミルクを与える人工哺育の様子
生まれたばかりのユーラシアカワウソの赤ちゃん=よこはま動物園ズーラシア提供

 昨年12月22日に生まれたユーラシアカワウソの「くねこ」は激しい水流で遊ぶのが大好きな活発な子です。しかし生まれた時は体長10センチと小さく、無事生きられるか分からない状態でした。

     出産直後、母親のモコは授乳がうまくできず、赤ちゃんの鳴き声は次第に弱まっていきました。このまま見守るべきか、人工哺育に切り替えるべきか--。モコは赤ちゃんを大事そうに抱きしめ、一生懸命育てている様子だったので、とても悩みました。それでも命を最優先に考え、生後25時間目、飼育員の手で育てる決断をしました。

     ユーラシアカワウソの人工哺育は成功例が少なく、国内では当園が2016年に初めて成功して以来です。赤ちゃんは体温が下がり、危険な状態でした。そこから3時間おきに1日8回の哺乳がスタート。少しずつ体温を取り戻し、キュルキュルと元気に鳴き始めた時はほっとしました。飼育員は保育器の隣で仮眠をとりながら、成長に合わせてミルクの量や温度・湿度を調節。生後33日目、初めて目を開けた時の感動は忘れられません。

     先月から日数を限定し、くねこの様子を一般公開しています。ぜひ会いに来てください。(飼育員・伊藤咲良)=次回は6月5日掲載

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