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論点

「祝日」を考える

秋屋知則・大和総研調査本部担当部長

 世の中、ゴールデンウイークのまっただ中。快適な季節でもあり、今日も海に山に、行楽地や海外にと、お出かけの方も多いだろう。来年は天皇の退位・即位に関する行事も重なり、さらに祝日は増えそうな気配だ。でも、国際的にはこんなに祝日が多い国も珍しい。日本人にとって「祝日」とは?

「官製休暇」で休日増効果も 秋屋知則・大和総研調査本部担当部長

 日本は先進国の中でも祝日が多いほうだが、増えたのは2000年以降だ。当時は週休2日制がある程度定着していたが、それでも労働時間はまだ長いという問題があった。そこで00年に特定の週の月曜日を祝日にして3連休にする「ハッピーマンデー」が始まった。それまで1月15日だった「成人の日」を1月の第2月曜日、10月10日の「体育の日」を10月第2月曜日に移動させた。その前後に「海の日」「みどりの日」、さらに16年に「山の日」と、ある一定の年齢以上の世代にはなじみの薄い祝日が登場した。「国民の祝日に関する法律」は「国民こぞって祝い、感謝し、または記念する日」と書いているが、「こぞって」という一体感が薄い祝日が増えた。

 休日とは、労働者が権利として、気兼ねなく気持ちよく休めるのが本来のあり方だと思う。ところが日本は、…

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