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鉄道事故

山梨の踏切で車椅子女性が死亡 障害物検知装置反応せず /山梨

 3日午後7時5分ごろ、山梨市正徳寺のJR中央線赤斐(あかい)山踏切内で、同市山根の最賀(さいが)まさえさん(85)が新宿発松本行きの特急あずさ27号(9両編成)にはねられて死亡した。日下部署によると、死因は多発外傷で、最賀さんは「シニアカー」と呼ばれる高齢者向け電動車椅子で踏切を渡ろうとしていた。衝突した電車の乗客約400人にけがはなかった。【滝川大貴、井川諒太郎】

     同署によると、最賀さんは事故直前、踏切内で電動車椅子から降りて、電車に手を振っていたという。運転士が気付いてブレーキをかけたが、間に合わなかった。県警は最賀さんが何らかの原因で踏切内で立ち往生したとみて調べている。

     JR東日本八王子支社によると、最賀さんの事故当時、踏切に設置されている障害物検知装置が反応しなかったという。同装置に故障はなく、レーザーが電動車椅子に当たらず反応しなかったとみている。警報機と遮断機は正常に作動していたが、非常ボタンは押されていなかったとしている。

     障害物検知装置は、踏切内をレーザーで照らし、障害物などの反応があった場合、信号機が点灯し付近の電車の運転士に知らせる仕組み。

     近くに住む80代女性は「バキバキと機械が壊れるような音がした。夕食中で怖かった」といい、50代女性は「現場はとにかく暗くて何も見えなかった。懐中電灯で(遺体を)探していた。これまでこのような事故はなかったので驚いている」と話している。

     現場は山梨市駅と春日居町駅の間の踏切で、幅約2メートル、長さ約10メートルの道路が横断している。最賀さんは畑仕事から帰宅する途中だったとみられる。

     同支社によると、事故の影響で中央線が1時間50分運転を見あわせ、約4000人に影響があった。

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