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=木葉健二撮影

 日本の政治から、恥の文化は失われたのかもしれない。

 恥には周囲の目を気にする概念と、自分で自分を見つめた時にどう思うか、の概念があるが、今の政治には二つともないのかもしれない。

 森友問題にしろ、加計(かけ)問題にしろ、首相や首相周辺を守るために役人がうその答弁を国会で吐き続け、文書を隠し、時に改ざんしていると多くの人にみられている。そんな状態の国会へ、首相は一体どんな気持ちで行くのだろうか。昔の日本人なら、周囲の目を思い、また自分自身を顧みて潔く辞任しているように思う。一番驚いたのは、最近首相が連発する「膿(うみ)を出し切る」というフレーズを、財務省の文書改ざん、さらにはこともあろうに、加計学園の愛媛文書でも使ったこと。首相を守るために、元首相秘書官は記憶がないと何度も言ったのではないか。それを「膿」と呼んでいるのだろうか。自分は関係ないという印象操作発言なら、それこそ恥は極まってしまう。そうでないことを望む。

 国家=首相と勘違いしている人がいる。首相は国家の一部に過ぎない。首相は保守を自任していると思うが、…

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