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あわら温泉

昨年も火災、住民ら動揺「なぜこうも続く」

炎を上げて燃える旅館「べにや」の建物=福井県あわら市で2018年5月5日午後1時20分、梶川誠撮影

 国登録有形文化財の老舗旅館から上がった火の手に、市民らは動揺を隠せない。5日、福井市あわら市温泉4の「べにや」を焼いた火災。あわら温泉街では昨年10月にも住宅など計6棟を焼く火災が起きており、地元住民からは「どうしてこうも続くのか」との声も出た。

 あわら署などによると、火災は午後0時50分ごろ発生。利用客を含む8人は逃げて無事だったが火の回りが早く、国登録有形文化財(建造物)の本館、中央館、東館はみるみるうちに炎に包まれた。

 駆けつけた人は、西側に建つ本館から上る激しい炎を見ていた。同市西温泉の会社員、吉田恭久さん(48)は「2階の宴会場がある辺りから出ている火が相当な勢いだった」と証言。あわら署は、火元が本館である可能性が高いとみて調べている。昨年10月の火災で経営する喫茶店を焼いた男性は「旅館は防火対策をしているはずなのに、なぜこんなにも続くのか」と嘆いた。

 市郷土歴史資料館によると、あわら温泉では1956年にも300棟以上を焼いた大火があり、べにやは最初期に再建された旅館の一つ。入母屋造(いりもやづくり)や切妻造の屋根を組み合わせた近代和風建築で、県内の旅館では初めて、2015年に国登録有形文化財とされた。【塚本恒、高橋一隆】

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