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月刊相撲

晴れの舞台もう一度 床山、床鶴さん

春場所で優勝した横綱鶴竜のまげを結う井筒部屋の一等床山、床鶴さん=松田嘉徳撮影

 幕内の最高優勝は、優勝者を担当する床山にも憧れの舞台だ。千秋楽最後の取組と表彰式の間にまげを直す姿は、テレビ中継にも映し出される。鶴竜を担当する床鶴さん(57)=井筒部屋=にとっても、先の春場所は2016年九州場所以来の晴れ舞台だった。

     場所中は番付最高位の東の横綱だけが座ることが許される東支度部屋の一番奥のスペース。千秋楽の取組終了後だけは、優勝者がここで髪を直す。

     1976年に床山になった床鶴さんが初めて優勝者の髪を直したのは91年初場所、井筒部屋の大関・霧島(現陸奥親方)が、唯一の優勝を飾った時だ。「緊張でバタバタした記憶しかない」と振り返る。

     ただ、この舞台に臨む床山の心境も、人それぞれ。初場所優勝の栃ノ心を担当する床松さん(63)は、65歳の定年を目前に初めて経験した。同い年で、優勝40回の白鵬を担当する床蜂さんから「春が来たね、と言われてうれしかった」と話す。昨年初場所で稀勢の里が初優勝した際、担当する床鳴さん(43)は「せっかく、いろんな人に見てもらえる機会。時間をかけて直した」と明かした。

     床鶴さんは、鶴竜の優勝額撮影前も大いちょうを整えた。「優勝額は残るものだから、いつも丁寧にやっているが、それ以上に仕上げた」という。「また、撮影できる機会が来るといいね」と、実直そうな笑顔を見せた。【飯山太郎】

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