東京

多摩と千里「ニュータウン」の今昔を展示

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
内風呂のない住戸のベランダなどに置かれた簡易ユニットバス。千里ニュータウンで大ヒットした=多摩市で2018年3月13日、五十嵐英美撮影
内風呂のない住戸のベランダなどに置かれた簡易ユニットバス。千里ニュータウンで大ヒットした=多摩市で2018年3月13日、五十嵐英美撮影

 日本最大規模のニュータウン「多摩ニュータウン」と、日本初のニュータウン「千里ニュータウン」(大阪府吹田市、豊中市)の歩みをたどる企画展「ニュータウン誕生」が、東京都多摩市落合2の市立複合文化施設「パルテノン多摩」で開かれている。二つのニュータウンの成り立ちや現在を比較し「これから」を考える展示となっている。入場無料。

 人口が都市部にどっと流れ込んだ高度経済成長期、ニュータウンは深刻化する都市部の住宅難を解消する目的で全国に生まれた。その最初の時期である1962(昭和37)年に入居が始まったのが「千里」。71年に入居を開始した「多摩」は、稲城、多摩、八王子、町田4市にまたがる約3000ヘクタールの丘陵地を切り開いて誕生した。

この記事は有料記事です。

残り387文字(全文703文字)

あわせて読みたい

アクセスランキング

現在
昨日
SNS

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月