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 「ブレークスルーのためには自前主義を脱却すること」。九州電力の次期社長に内定した池辺和弘取締役は、目前の壁を突き破るブレークスルーに必要なものは何かと記者会見で問われこう答えた。

     九州の電気事業を独占してきた巨大企業は、エネルギー小売り自由化や人口減少など変化への対応を迫られている。池辺氏の発言は危機感の表れだと受け取った。

     九電が掲げるのは、新興企業のアイデアを生かして新規事業を創造する「オープンイノベーション」だ。池辺氏は「周りの知恵を受け入れる柔軟性が大事」と語る。こう聞くと頭に浮かぶのがM&A(企業の合併・買収)だ。判断基準は、他社と組むことで相乗効果を得られるかどうかが基本だ。

     産業用ロボットの世界的メーカーである安川電機は、自社にない技術を海外からM&Aで調達し、中核技術のモーターや省エネ制御技術と組み合わせた新製品を生み出している。まず自社の強みを知り、事業性を展望する「目利き力」が成功に欠かせない。さて、九電はどんな商品やサービスを生み出せるだろうか。【石田宗久】

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