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記者の目

韓国・文在寅大統領就任1年 社会動かす若年支持層=大貫智子(論説室・前ソウル支局)

「板門店宣言」署名後、手を握る韓国の文在寅大統領(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長=板門店で4月27日、韓国共同写真記者団撮影

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領が昨年5月に当選、就任して10日で1年を迎えた。一昨年、朴槿恵(パククネ)大統領(当時)の退陣を求めて多くの市民が集まった「ろうそく集会」以来、「2030」と呼ばれる20、30代の若者が韓国社会をリードしていると感じる。文大統領を誕生させた中核支持層だが、政権幹部の50、60代とは価値観や判断基準が大きく異なり、青瓦台(大統領府)は若年層の動向に神経を使う。

 北朝鮮問題に関しても構図は同様で、世代間の意識の違いが目立つ。60代以上では、自身や親が北朝鮮出身…

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