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号外愛媛文書 首相が否定「指摘の日会ったことない」
サッカーW杯・レジェンドからの伝言

/2 心身ピーク、調整重要 遠藤保仁さん

2014年W杯ブラジル大会のギリシャ戦でプレーする遠藤=宮間俊樹撮影

遠藤保仁さん(38)=MF 2006年ドイツ、10年南アフリカ、14年ブラジル各大会代表

 26歳でワールドカップ(W杯)初出場だった2006年ドイツ大会では、フィールドプレーヤーで唯一出番がなく、チームも1次リーグで敗退。中心選手だった10年南アフリカ大会では日本の16強入りに貢献したが、14年ブラジル大会は1分け2敗で終わった。「日本の心臓」と長く称されてきた男は、3度の大舞台で酸いも甘いも味わった。

     過去のW杯での明暗は「紙一重の部分だった」と指摘する。1次リーグで敗退した2大会は南アフリカ大会に比べて「コンディションが悪かったとは思わない」と分析し、南アフリカ大会の1次リーグ突破は「(大会直前に戦術や選手起用を変更した)ギャンブルが成功しただけの話」と断言する。日本の戦力は3大会で大きな差はなかった。

     ただし、ドイツ大会では「チームとしてピークを持っていく難しさ」を感じ、ブラジル大会では「持っている100%の力を出し切れなかった」と悔やむ。4年に1度の大会で最高のパフォーマンスを発揮するための要素を「コンディションとメンタルがほとんど」と挙げる。

     コンディション調整で重要になるのがベースキャンプ地。ドイツ大会の時は貸し切り施設ではなく、ブラジル大会ではキャンプ地と試合会場の寒暖差が大きかった。これらに対し、高級レジャー・ビジネスリゾート施設を貸し切りで利用した南アフリカ大会は「集中したり、気軽に散歩したり、というのを考えた時にずば抜けて良かった」と振り返る。

     参加した3大会のうち南アフリカ大会が岡田武史監督で、1次リーグ敗退の2大会は外国人監督だった体験も踏まえ、メンタル面については「日本人のメンタルを一番理解できるのは日本人」と、日本人監督の重要性を挙げる。かつてガ大阪で指導を受けた西野朗監督が日本代表監督に先月就任。準備期間の短さを補うには「選手から積極的に意見を出して言い合うことが一番大事」と提言する。日本人同士で意思疎通を図りやすい利点を生かしてほしいと願っている。【丹下友紀子】=つづく


     ■人物略歴

    えんどう・やすひと

     鹿児島実高から1998年に横浜フ入り。京都を経て2001年からガ大阪でプレーし、14年の国内3冠獲得に貢献した。日本代表では最多の152試合に出場して15得点。鹿児島県出身。

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