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イラン核合意

否めぬ合意の空洞化 米国の離脱表明

 【ワシントン会川晴之】トランプ米大統領が8日、イラン核合意からの離脱を表明したのは、現在の合意では「イランの核兵器取得を防ぐことができない」ことが理由だ。イランが合意にとどまると表明したことで、かろうじて合意崩壊は免れたものの、米国の離脱で合意の空洞化は否めない。

 イランの核問題は02年8月、イラン反体制派が暴露したことで表面化した。以後、英仏独の欧州3カ国がイランと交渉を重ね、核活動の一時凍結に合意した。だが05年にイランに対外強硬派のアフマディネジャド政権が誕生したことで合意は崩れる。包括的な核合意に至るまで10年の歳月を要した。

 この合意の成果は、イラン核危機を少なくとも10年間は先延ばしできたことにある。合意以前は「イランの…

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