メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

布施広の地球議

「えんぎりま」の怖さ

 山道に車を止めてこけむした石段を上り、ご先祖様の墓に手を合わせた。花立てにしていた牛乳瓶が今年も粉々に砕けている。雪の重みで石臼でひかれたように細かくなるのだ。

 連休中の新潟県上越地方。眼下に広がる集落はくしの歯が欠けたようにさびれている。「あゝ おまへはなにをして来たのだと…… 吹き来る風が私に云(い)ふ」(中原中也「帰郷」)という気分にさせられる。

 だが、過疎の風景の向こうには、5月の日差しに新緑が燃える里山と、子供のころ魚を取った川がある。「ふ…

この記事は有料記事です。

残り739文字(全文967文字)

24時間100円から読める新プラン!詳しくは こちら

いますぐ購読する

または

毎日IDでログイン

関連記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 大リーグ 大谷、2失点で4勝目
  2. 損賠訴訟 男児頭部にレジ袋 葬儀会社相手取り遺族が提訴
  3. 登山家 栗城史多さんエベレスト下山中に遭難 遺体で発見
  4. アメフット 関学大選手側が被害届 悪質タックルで負傷
  5. ORICON NEWS 登山家・栗城史多さん死去 エベレスト下山途中、遺体で発見

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]