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布施広の地球議

「えんぎりま」の怖さ

 山道に車を止めてこけむした石段を上り、ご先祖様の墓に手を合わせた。花立てにしていた牛乳瓶が今年も粉々に砕けている。雪の重みで石臼でひかれたように細かくなるのだ。

 連休中の新潟県上越地方。眼下に広がる集落はくしの歯が欠けたようにさびれている。「あゝ おまへはなにをして来たのだと…… 吹き来る風が私に云(い)ふ」(中原中也「帰郷」)という気分にさせられる。

 だが、過疎の風景の向こうには、5月の日差しに新緑が燃える里山と、子供のころ魚を取った川がある。「ふ…

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