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大阪・TSURUMIこどもホスピスでイベント 第3日曜一般開放、地域に広く

 重い病気の子どもとその家族を地域で支える「TSURUMIこどもホスピス(TCH)」(大阪市鶴見区)が、今年度から、毎月第3日曜日に一般の人も参加できるイベント「パブリックデイ」を始めた。定期的に開放し、活動を広め、地域との交流をより深める。

     TCHは小児緩和ケアを提供する国内初のコミュニティー型子ども向けホスピスとして2016年4月に開業。18歳以下の小児がんや心疾患など「命を脅かす病気」の子どもと家族が無料で利用できる。

     看護師や保育士らのスタッフが常駐し、安心できる環境で病気の子どもの願いをかなえる。遊具や楽器、工作やバーベキューパーティーのほか、光や音などによる感覚刺激でリラックスしてもらう「スヌーズレン」を体験したり、家族で宿泊したりと、さまざまな要望に応える。看護に追われる親や不安を抱えるきょうだいにも寄り添う。

     TCHが企画したキャンプやクリスマス会などのイベントにも参加できる。利用には事前に第三者委員会の承認が必要で、昨年度は89世帯が登録した。

     4月のパブリックデイは子どもたちの写真展を開催。移動動物園でポニーに乗った子どもの姿に、母親のメッセージが添えられていた。「酸素ボンベをつけているのでポニーに乗れないだろうと思っていたのですが、乗せてもらえました。初めての動物、初めての体験でしたが、怖がることなく乗っていたので驚きました」「子供も大人も病気の事を忘れて心から笑える、楽しめる、成長できる場所」。他にも、ボランティアの大学生との水遊びで見せたはじけるような笑顔、パン作りや衣料品店の仕事体験での真剣な表情、生き生きとした子どもたちの写真が並んでいた。

     次回は5月20日でランニング練習会を計画中。TCHは大阪マラソンの寄付先団体になっている。事前申し込みが必要。

     TCHの年間運営費5500万円は民間ならではの丁寧なケアを実現するため、民間の寄付や助成金で賄う。月1000円からのマンスリーサポーターなど寄付を募っている。問い合わせはこどものホスピスプロジェクト(06・6991・9135)。【御園生枝里】

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