イスラエル

対イラン、緊張高まる 首相「一線を越えた」

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シリア国境に近いゴラン高原のイスラエル占領地で待機するイスラエル軍の戦車=2018年5月10日、ロイター
シリア国境に近いゴラン高原のイスラエル占領地で待機するイスラエル軍の戦車=2018年5月10日、ロイター

 【カイロ篠田航一】イスラエルのネタニヤフ首相は10日、シリア領内からイスラエル占領地を攻撃したとされるイランに対し「レッドライン(越えてはならない一線)を越えた」と非難した。イスラエルによる報復攻撃は「相応の対応」と正当化した。トランプ米政権のイラン核合意離脱表明をきっかけに、イスラエルとイランの緊張が高まっており、本格的な軍事衝突への懸念が出ている。

 イスラエル軍などによると、シリア領内のイラン革命防衛隊が10日未明、イスラエル占領地ゴラン高原に約20発のミサイルを撃ち込んだ。シリアからイスラエルの実効支配地域に攻撃を加えたのは初めてとみられる。

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