小中学校に校歌を 日本から故郷に思いはせ、難民男性贈る
軍事政権の弾圧から日本に逃れたミャンマー難民のチョウチョウソーさん(54)=千葉市=が、祖国の小中学校に校歌を作る活動をしている。ミャンマーでは校歌を聞いたことがなく、来日して初めて校歌の存在を知ったという。今も社会不安や貧しさから国外で暮らすミャンマー人は多く、「離れ離れになっても、校歌があれば故郷を思い出せるのでは」と願っている。
民主化運動に参加したチョウチョウソーさんは当時の軍事政権の弾圧が強まった1991年に日本に逃れ、9…
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