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前略おへその穴から

家庭訪問で悩む呈茶問題=前川さなえ /愛知

 子どもたちも新学年になって1カ月ほどが過ぎ、先日無事家庭訪問も終わりました。家庭訪問といえばいつも悩んでしまうのは「先生への呈茶どうする?」問題。一応プリントで事前に「お茶などは出さないでくださいね」というお知らせが来るのだけど、ママ友によっては「出さないでっていうのは出してってことなんじゃないの?」と裏を読む人もいれば「『出すな』とわざわざ書いてくるんだから出さないさ」と割り切ってる人も。

     自分が子どもの頃を思い返してみると、ほとんどの先生、お茶飲んでた気がする。でも1日に数軒の児童のお宅を回るのに全部の家でお茶飲んでたら、おなかタップタプになるでしょ。先生の立場で考えてみれば「どうぞ」と出されてしまうと飲まないわけにいかないから、ということだろう。もう応接間まで上がらずに玄関先で話して帰る先生もいた。それで用意しておいた手付かずの紅茶とケーキ、もらえちゃったりして。兄に取られて泣いたりして。

     閑話休題。で、今はどうしてるかというとペットボトルのお茶と個包装のちょっとしたお菓子を用意して持って帰ってもらうというやり方もあるらしい。なるほど。それならその場で飲まなくてもいいし「お構いなく」と断るにしても、急須でいれたお茶を残すよりは失礼にならなそう。そもそも移動時間も含めて各家庭10分ずつしかないのに、コーヒー飲んでクッキーつまんで、とかやってたら肝心の子どもの話をする時間なんかなくなっちゃいますわな。

     先日、ひとりの先生に「ぶっちゃけ、どうするのが一番いいですか?」と聞いてみたら「本当に出さなくて大丈夫ですよ! 途中おトイレ借りなきゃいけなくなるのが一番困るんで」とのこと。それは困る! 上がってもらう予定の部屋しか片付けてないのにトイレ貸してとか言われたらこっちも困るわ! かしこ。


     ■人物略歴

    まえかわ・さなえ

     1980年三重県四日市市生まれ。名古屋造形芸術短大卒。グラフィックデザイナーの夫と「デザイン工房はりまや」を設立し、2児の母のイラストレーターとしてコミックエッセーを発表。最新刊は「ハンドメイドで楽しい毎日! わるのりてづくり」(二見書房)。

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