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神戸・5人殺傷

起訴 「被告に厳罰を」 被害者親族が怒り /兵庫

 神戸市北区で昨年7月、家族や近隣住民計5人が殺傷された事件で、神戸地検は11日、無職、竹島叶実容疑者(27)を殺人罪などで起訴した。殺害された辻やゑ子さん(当時79歳)のいとこ、酒井悦夫さん(70)=篠山市=が毎日新聞の取材に応じ、「被告には厳しい罰を与えないといけない」と怒りをあらわにした。

     篠山市出身の辻さんは、20代で三田市の男性と結婚した。交通事故で夫を亡くした後は長女と長男を1人で育て、その後、神戸市北区に移り住んだ。親戚づきあいは少なかったが、酒井さんは「きちょうめんな性格。よくしゃべる人だったが、周囲の人を悪く言うのを聞いたことがない」と振り返る。10年ほど前に外出先でたまたま会った時には「久しぶり!」と喜んで話してくれたという。

     昨年7月の辻さんの葬儀には親族ら約30人が集まったが、誰も口を開かず、静まりかえっていたという。竹島被告は調べに無差別殺人をほのめかしている。酒井さんは「(被告と)全く無関係のはずなのにかわいそうだ。もう、やゑさんと話すこともできない」と悼んだ。

     また、事件で頭部を刺された女性(66)は代理人を通じ「事件を忘れようとしても、傷痕を見る度に思い出す。(竹島被告が)社会に戻ってくれば、取り戻しつつある平穏な生活が失われる。できることなら社会に出てこないでほしい」とのコメントを出した。【黒川優】

    〔神戸版〕

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