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激動の半島情勢

識者に聞く/3 米は人工衛星許容を ロシア極東研究所朝鮮研究センター所長 アレクサンドル・ジェビン氏

アレクサンドル・ジェビン氏

 2007年の南北首脳会談でも幅広い分野で合意しながら、さまざまな理由で合意事項が履行されなかった前例がある。だから今回の首脳会談について懐疑的な見方があるのは分かっているが、朝鮮半島の緊張を緩和させるものであり、前向きに評価している。

 南北間で新たな紛争が起きてほしくないし、経済分野の協力につながってほしい。そうすればロシアが参入するチャンスも増えるだろう。北朝鮮の経済特区である羅津港でも、韓国企業が戻ってくるかもしれない。更に関係が進めば、ロシア極東から北朝鮮を経由して韓国に向けた送電線の架設や、天然ガスパイプラインの建設が検討されるかもしれない。これらの事業案は、故金正日(キムジョンイル)総書記が01年にモスクワを訪れた時に合意したものだが、20年近くも日の目を見ていない。

 首脳会談では、年内に朝鮮戦争の休戦協定から平和協定へと切り替えるため、南北に米中を加えた4カ国の枠…

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