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湯川秀樹博士

「原子力は猛獣」「もはや制御できず」 京大日記公開、科学者としての危機感示す

湯川秀樹氏

 京都大は11日、日本人初のノーベル賞を受賞した物理学者の湯川秀樹(1907~81年)が、太平洋・ビキニ環礁付近での米国の水爆実験について書いた54年の日記を公開した。ビキニ事件を機に平和運動へ身を投じた過程がうかがえる資料だ。湯川と交流があり、日記の判読に携わった小沼通二・慶応大名誉教授(87)は「ビキニ事件から湯川は“行動の人”になった。核兵器が依然残る現代、私たちにどう考え、行動すべきか示唆する」と話す。

 54年3月1日に行われたビキニ水爆実験は広島型原爆の約1000倍の規模。マグロ漁船「第五福竜丸」な…

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