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大相撲夏場所

栃ノ心“人間クレーン”全開!怪力見せつけ白星発進(スポニチ)

栃ノ心(左)は松鳳山を豪快につり上げる=スポニチ提供

大相撲夏場所初日(2018年5月13日 両国国技館)

 大関獲りがかかっている関脇・栃ノ心(30=春日野部屋)が平幕・松鳳山をつりからの寄りで下し、順調なスタートを切った。先場所痛めた右肩も、不安を感じさせなかった。2場所連覇を狙う横綱・鶴竜も新小結・遠藤を一蹴。休場明けの横綱・白鵬も平幕・玉鷲を退けた。横綱・大関陣の初日安泰は3横綱4大関が出場した16年夏場所以来、2年ぶりとなった。

     大関獲りへ“人間クレーン”は全開だ。栃ノ心が初場所で初優勝を決めた14日目の相手、松鳳山を怪力でねじ伏せた。もろ差しを許しても、まわしを取ればこっちのもの。外四つの形で軽々と持ち上げた。一枚上手の右のまわしが伸びて残られ、一瞬「ひやっとした」。それでも慌てず再度持ち上げ、最後は豪快に寄り切った。

     「左がガッチリ取れたからね。(初日白星は)大きいんじゃないですか」

     先場所の13日目、正代戦で右肩を痛めた。場所前も「そこだけ」と気にしていた。この一番で、唯一の不安も完全に吹き飛ばした。

     相手をつかむ力は、母国・ジョージアで培ってきた。さまざまな格闘技をやってきた栃ノ心だが、原点は別名“ジョージア相撲”と呼ばれる「チタオバ」。袖のない専用着をつかんで技を掛け、相手の背中を地面につければ勝ちになる格闘技だ。

     夜通し開かれる大会もあり、優勝すると豪華賞品がもらえるという。栃ノ心も少年時代に何度か大会で優勝。「生きた羊を8回くらいもらったよ。持ち帰って食べるんだ」と懐かしんだ。組んで負けない四つ相撲の素地は、染みついている。八角理事長(元横綱・北勝海)も「強引だったけど、強いという感じがした」とうなった。

     大関昇進条件について阿武松審判長(元関脇・益荒雄)は勝敗ラインを提示せず「毎日の内容、流れを見て」と話した。内容だけなら、この日の相撲は文句なしだ。白鵬以降誕生した10人の大関を見ると、昇進を決めた場所で初日黒星だったのは照ノ富士と豪栄道の2人だけ。白星スタートを決めた栃ノ心の昇進確率は着実に高まった。(スポニチ)

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