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Interview

岡本健一 「ヘンリー五世」ピストル役 王様も同じ人間

 東京・新国立劇場のシェークスピア歴史劇シリーズ「ヘンリー五世」(小田島雄志訳、鵜山仁演出)にピストル役で出演する。どんな役ですか、と尋ねると「暴言吐きまくりの、口から出任せの、ちょっと威張った人ですね」とニヤリ。

     英国の王ヘンリー五世(浦井健治)が、仏遠征で勝利を挙げ、仏王女(中嶋朋子)と婚約するまでを描く。ピストルは、ヘンリー五世が奔放な王子だったころの悪友で「下層階級の一般兵士」。シリーズ前作「ヘンリー四世」(2016年)でも演じた役だ。「前回観劇した人は、懐かしさを感じつつ、時の流れを感じると思う」と話す。

     前作から、ヘンリー五世との関係は大きく変化する。「奔放だった王子時代の流れもくんでいて、普通の王とは違う。でも、過去と変わっているのは悲しみを感じているところ」

     シェークスピアには高尚でアカデミックなイメージを持っていた。だが、09年の「ヘンリー六世」3部作からシリーズを通して出演してきたことで、本質をつかむことができた気がするという。「王であっても、自分たちと変わらない、人間的な喜怒哀楽など五感を持っているんだなと。シェークスピアの言葉が、親しみを持って自分の言葉で語れるようになった」と手応えを語る。

     このシリーズは主要な役者やスタッフを変えずに制作している。「できて当たり前の人たちが集まっているから、絶大な信頼関係がありますね」と強みを語る。

     「他国の歴史劇だが、同じ人間がうごめき、生きている姿を見てもらうだけでも、何か伝わると思う」

     17日~6月3日。問い合わせは03・5352・9999。【小玉沙織】

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