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鶴橋康夫監督 「理不尽」今に通じる 構想30年、映画「のみとり侍」

鶴橋康夫監督=梅村直承撮影

 江戸時代、飼い猫ののみを取って日銭を稼ぐ商売があったという。18日公開の映画「のみとり侍」では、「それは表向きの口実。実は飼い主の家に上がり込み、女性の心と体を癒やす添い寝業だった」という大胆な設定で、裏稼業に身をやつした侍が悪戦苦闘する姿を描く。

 原作は小松重男の小説。鶴橋康夫監督は「江戸時代の変わった職業や最下層の人々に光を当てる小松作品の大ファン。約30年前から映像化したいと思い続け、原作を持ち歩いていた」と話す。今回は脚本も手がけ、笑いあり、涙あり、お色気もあり、の大人のエンターテインメント時代劇となった。

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