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上関原発建設計画

反対、1300回目デモ 祝島島民「白紙撤回まで続ける」 /山口

 中国電力(広島市)の上関原発建設計画に反対して、上関町の離島・祝島の島民が島内で続けてきたデモ行進が14日、1300回目を迎えた。島民約70人が参加し、結束を呼び掛けた。

     祝島の対岸、上関町長島での原発建設計画が浮上したのは1982年。デモはこの年の秋から毎週月曜の夕、雨の日などを除いて続けられてきた。82年当時に1300人いた島民は現在375人。高齢化率も76・53%に達し、ここ数年はデモの参加者も40人ほどだった。14日のデモには、島に移住した若者も参加し、島内の約1・3キロを行進して計画反対を改めて訴えた。

     上関原発建設は、中国電力が2009年に予定地で準備工事に着手したが、11年3月の東日本大震災による東京電力福島第1原発事故後、工事は中断したままだ。一方、今年は、国のエネルギー政策の基本方針「エネルギー基本計画」の見直しの時期に当たり、新しい基本計画が今夏にも閣議決定される見込みだが、4月に示された骨子案は、原発について「重要なベースロード電源」との現計画を踏襲しながら、原発の新増設の必要性に踏み込まなかった。基本計画は、ほぼ3年ごとに見直されるため、骨子案通りでは、当面の工事再開は困難との見方もある。

     しかし、中国電の清水希茂社長は4月の記者会見で「国内唯一の新規地点として非常に重要だ」と上関原発の必要性を強調。来年7月には、建設予定地の公有水面埋め立て免許が期限を迎えるため、中国電が延長を申請した場合、県は難しい判断を迫られることになる。

     「上関原発を建てさせない島民の会」の清水敏保代表(63)は「このデモをやらなくてもいい日が一日も早く来てほしい。中国電力が建設計画を諦め、白紙撤回するまで続ける」と話した。【松本昌樹】

    〔山口版〕

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