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縁の下の誇り

虐待防止へ根本見直す=渡辺守成

 

 米国体操界で発覚した性的虐待の被害者やその家族にお会いしたのは、3月3日の「桃の節句」でした。女の子の健やかな成長を願うはずの日です。

 米国体操協会のチームドクターだったラリー・ナサル被告が五輪金メダリストら200人を超える女子選手に治療目的と偽り、性的虐待をしたとして最長で禁錮175年の判決を受けました。しかし、被害者らが訴えたのはナサル被告への恨みではなく、被告を生み出したスポーツ界に対する不信感でした。

 競技を始める時はコーチと親、子どもは対等な立場です。ところが、五輪出場が目標になると、コーチが絶対…

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